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日中ファッション交流会
懇親会
会員等20人が文京区関口の中華料理店に集まり交流を深めました。新たに中国企業家などメンバーも増え、ビジネスチャンスが広がることにより、今後一層中身のある会にしていきたいと思います。
文京区日中はおかげさまで設立後1周年を迎えることができました。在日中国人の皆さんは大変活動的で交友関係は着実に広がっています。今年一年を振り返ってみると、文京区に拠を構える企業家の会合、シェアオフィス開設、アジア音楽舞踊演奏会共催イベント、有志による満蒙開拓平和記念館訪問、中国茶を楽しむ会、会員間のコラボで書籍「田漢と谷崎潤一郎」出版などが会員の間で活発に行われました。また、会員の1人は衆議院議員選挙に挑戦予定となり、驚きの報告がありました。皆さん頼もしい方ばかりで今後の活躍が期待されます。
満蒙開拓平和記念館訪問
9月17日、満蒙開拓平和記念館を千葉県日中友好協会の皆さんと訪れました。この記念館は長野県下伊那郡阿智村駒場にある博物館で、旧満州(中国東北部)に入植した満蒙開拓団の苦難の歴史を伝え、平和の尊さを次世代に語り継ぐために2013年4月に設立されました。近代史を知る上で私たち日本人であれば誰もが一度は訪れるべき博物館でしょう。
太平洋戦争当時、生糸の市場価格が暴落、養蚕業の衰退、貧困にあえぐ農家に対し、国は「20haの農地と豊かな生活を与える」といい、27万人の日本人を入植させました(長野県は最も多い37,859人)。しかし、戦況が徐々に悪化。1945年8月、日本はポツダム宣言を受諾、戦争が終結してもなお、満州ではソ連軍の進軍によって8万人が犠牲となり、命からがらの逃避行を強いられました。自分はさておき、我が子だけでも命を救いたいと願う中、仕方なく中国人に預けられた子供がいわゆる中国残留孤児です。満蒙開拓ミニ知識を参照ください。(記:文京区日中 小穴源太郎)
設立総会
<文京区日中設立>
2022年8月1日、文京シビックセンター応接室にて、小穴源太郎会長より設立総会宣言が読み上げられ、文京区日本中国友好協会が設立されました。松丸昌史副会長、白石英行副会長より開会の挨拶が述べられ、設立に至るまでに多くの準備期間を要し苦労があったこと、また、文京区長である成澤廣修名誉会長より、北京市通州区との交流への期待、またここに至るまで数々の中国友好都市提携に臨んだ経緯を述べられました。
文京区は人口22万人、東京大学など19の大学や歴史ある庭園が数多く存在し、また知識人を表す「文」、発展している都を表す「京」は中国人から見ても良い印象を抱き、潜在的なパワーを秘めています。これからも多くの中国人留学生、企業家がここ文京区を訪れることでしょう。教育や文化交流をはじめとしたさまざまな民間交流、平和運動を続けていきたいと思います。